厳しい冬が終わり、北海道もだんだんと暖かな日が増えてきました。
春といえば塗装に最適なシーズンです。
皆様のご自宅は最後にいつ外壁や屋根の塗り替えをしましたか?
今回は塗り替え時期、塗り替えのサインなどをご紹介いたします。
最初にお伝えした通り、春は気候的に塗装にベストな季節です。
塗装が乾きやすい条件として、【気温が5℃以上】【湿度が85%以下】【雨・雪が降っていない】霜がおりていない】ことです。
また気候の変動が少ないのも最適な季節の理由です。
塗装の耐用年数は種類によって多少違いがありますが、一番主流なのがシリコン塗料で、大体10~15年が耐用年数のため、塗り替えのタイミングはだいたい10年前後と言われています。
その他にも様々な塗料の種類があります。
塗料の種類 | 耐用年数 |
アクリル塗料 | 5~8年 |
ウレタン塗料 | 8~10年 |
シリコン塗料 | 10~15年 |
フッ素塗料 | 15~20年 |
①外観の美しさを保つことができる
外壁は毎日雨風や紫外線に晒されているため劣化等がみられます。
塗装をすることにより劣化していた外壁塗膜を綺麗にすることができます。
②外壁を保護し、寿命を延ばすことができる
外壁塗装の最大のメリットは保護することです。
定期的に塗装をすることにより、厳しい自然環境から守ることができます。
③防水機能や遮熱効果などの機能を外壁にプラスすることができる
外壁塗装の塗料には外壁を保護する以外にも様々な機能を持っているものがあります。
例えば外壁から雨水の侵入を防止することのできる防水機能や、中には太陽光を効果的に反射して塗装表面温度の上昇を軽減する遮熱機能を持った塗料などがあります。
また他にも、太陽光が外壁に当たることによって発生する活性酸素が、塗膜表面の汚れを分解することにより汚れの付着を防ぎ、雨などによって汚れが洗い流されるセルフクリーニング機能を持っている光触媒塗料などもあります。
before
after
①雨漏りを防止
屋根は紫外線や雨風による影響を強くうける場所です。
塗装することによりひび割れなどに塗膜を作り、水の侵入を防ぐことができます。
②撥水(はっすい)・抗菌効果がUP
屋根に雨水が残っていると、粉塵や汚れが付きやすくなるのですが、屋根塗装に使用される塗料は撥水性が高いものが多く、雨水などをはじく効果があるため塗装することにより撥水効果が上がります。
また抗菌効果によってカビや藻が発生するのを抑え、腐食を防ぐことができます
before
after
屋根塗装の施工事例🏠→401.屋根塗装工事
①汚れ
外壁は常に外にさらされているため汚れが付くのは当たり前だと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし外壁に塗られている塗料には汚れをつきにくくする機能も備わっているのです。
そのため汚れが目立ってきたら塗料の機能が失われてきている可能性があります。
②艶が消える
ご自宅の外壁が艶のあるデザインだった場合、艶がなくなってしまっているのは塗り替えのサインです。
③変色・色褪せ
外壁全体を見まわした際に変色していたり色褪せている部分があった場合、紫外線が原因で顔料が分離して変色してしまっている可能性があります。
④チョーキング
外壁の表面を触った際に手にチョークのような白い粉が付くことがあります。
この現象を【チョーキング】と言います。
チョーキングは紫外線を浴び続けることによって塗料の成分が分離し、顔料が痛んでくると発生する現象です。
塗料に含まれる白色の顔料が外壁の表面に浮き出ている状態で、色褪せの原因の一つでもあります。
⑤ひび割れ
下地の劣化によって外壁材や塗装がひび割れることがあります。
この現象を【クラック】と呼びます。
髪の毛程の細さのひび割れを【ヘアークラック】と呼び、これを放置してしまうと隙間から雨が浸入して雨漏りする可能性もあります。
雨漏り例🏠→札幌市西区:漏水復旧工事
⑥カビ
年月が経つと外壁塗装の防水機能が低下して表面に水分を含んできます。
その水分が原因で日の当たらない湿度の高い場所ではカビが増殖し、逆に日当たりの良い場所では藻やコケが発生することがあります。
⑦塗膜の剥がれ・ふくれ
外壁塗装に使われている塗料は、乾燥させると塗膜と呼ばれる薄い保護膜になります。
塗膜が劣化してひび割れが発生し、さらに悪化した場合塗膜が剥がれてきてしまいます。
塗膜が剥がれると、外壁材を保護することができなくなってしまうため紫外線や雨水によるダメージを外壁材が直接受けることになります。
そうなってしまうと外壁材そのものにひび割れが起きたり、サイディング外壁などの場合は外壁材にそりや歪みが発生して、雨漏りの原因にもなります。
①色褪せ
屋根の表面が色褪せて白っぽくなっている場合は塗り替えのタイミングです。
この状態は表面が削れて屋根材の内部が外にさらされているような状態です。
このまま放置していると屋根材は雨風などの影響を直接受け、早く劣化していきます。
②コケやカビ
コケや藻、カビが繁殖している場合、屋根表面の塗膜が剥がれて屋根材が水を吸っている状態の可能性があります。
このまま放置してしまうと防水シートが切れて、雨漏りにつながる可能性もあります。
③屋根の反りやひび割れ
屋根材が反っていたり、ひび割れている場合は紫外線や乾燥による収縮などによって、屋根材の柔軟性が失われている可能性があります。
④板金の歪み・錆び
屋根材の隙間を埋めるための役物板金が設置されているのですが、この役物板金が屋根材よりも早く劣化することがあります。
そんな場合も塗装のタイミングです。
適切な時期に外壁の塗装を行わなかった場合、外壁の様々な場所に不具合が生じてしまう場合があります。
外壁の塗膜が劣化したことによってひび割れが発生し、その隙間から雨水が浸入して柱や梁(はり)、土台などが腐食してしまったり、雨水で断熱材が濡れてしまうと断熱効果が下がってしまうため、部屋内部が直接外気の影響を受けるようになります。
外壁塗装の塗膜には、外壁のひび割れを抑えたり外壁材の継ぎ目のコーキングを保護したりする役割があります。
塗膜が劣化するとこれらの機能も低下してしまうので、外壁のひび割れやコーキングの劣化が目立つようになります。
屋根も同様に時期を過ぎても塗装を行わないと、屋根だけでなく屋根の下にある防水シートや野地板の腐食も進行している場合があります。
腐食してしまうと塗装ではメンテナンスが出来ないため、葺き替えという屋根全体のリフォームを行わなければならなくなってしまいます。
どちらともいえることは、放置してしまうと塗装では対処できなくなってしまいます。
最悪大規模な修繕工事や建て替えが必要になってしまうことになる場合があったり、雨漏りしてしまうと内装復旧もする必要性がでてきます。
そうなってしまうと塗装費用だけで済んだのが、修繕費などさらに費用が掛かってしまうことに…
ご自身で外壁や屋根を確認した際に、ところどころ色褪せていたり、汚れが目立ってきている、外壁を手で触れると白い粉が付くなどでそろそろ張り替えの時期かも…と思った方はホームリー・ワン株式会社にお任せください!
また見た目はなんともなくともメンテナンスは必要です。
定期的に塗り替えを行うことにより外壁や屋根を保護し、お家の寿命が長持ちします。
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