棟板金の耐用年数は15~25年と言われていますが、その前に釘が抜けて棟板金自体が浮いてしまい、強風でめくれてきてしまうなどの不具合がでてくるので、7~10年を目安にメンテナンスを行うのが一般的です。
皆様板金という言葉は聞いたことがあると思いますが、屋根のどの部分なのか、そもそも板金とは何かご存じでしょうか?
普段あまり目にしない屋根の上にはさまざまな部分に板金が施され、建物を雨漏りから守ってくれています。
今回はそんな屋根の板金についてご紹介いたします!
屋根板金とは、屋根板のつなぎ目から雨水や風、虫などが侵入しないように金属の平たい板で覆う部分(接合部)のことです。
最近はガルバリウム鋼板製という軽量でサビに強く高い耐久性を持った屋根材が主流ですが、銅製品やトタン、ステンレスも屋根板金の1つです。
屋根がどのような形状のものであっても全体が均等に雨水に強い屋根はありません。
屋根板金がない場合、雨水の影響を受けやすい屋根材同士の接合部分や谷部分の劣化は短期間で急速に進行してしまいます。
そして建材が腐食して雨水が屋内に侵入し、雨漏りを引き起こします。
屋根板金は、雨漏りから建物を守るために非常に重要な存在なのです。
板金の施工事例はコチラ→屋根板金施工事例🏠
屋根の頂点部分にある金属製の板です。
「棟」とは屋根面が交差する分水部分を指して言います。
棟板金は【接続部分を保護し、雨水の侵入を防ぐ】【屋根材を固定する】という大きく分けて2つの役割があります。
屋根の頂部で水平になった部分を「大棟」といい、屋根の流れに沿って軒先に向かう棟を「下り棟」と言います。
屋根材の接地部分はどうしても隙間ができてしまいますがで、そこ棟板金を取り付けることで雨水の侵入を防ぐのです。
また屋根材を固定する目的もあります。
棟板金の耐用年数は15~25年と言われていますが、その前に釘が抜けて棟板金自体が浮いてしまい、強風でめくれてきてしまうなどの不具合がでてくるので、7~10年を目安にメンテナンスを行うのが一般的です。
水切り板金は屋根材本体ではなく、屋根で使用する補助的な板金部材のことです。
屋根の妻側部分を「ケラバ」と言います。
妻側とは簡単に言えば「端」のことです。
そして水切り金具は、ケラバを覆う板金のことを指します。
補助的な部材ですが、ケラバには雨樋がないため、水切り金具が屋根面から流れてくる雨水の侵入を防ぐ上では重要な役割を果たしてします。
雨から大切なお住まいを守るために重要な部分です。
一般的に屋根の軒先部分に水平に取り付けられている筒状のものが「軒樋」、建物の壁に添って垂直に取り付けられているのが「竪樋」と呼ばれています。これらを総称して「雨樋」と呼ばれます。
「谷樋」というのは、これらの雨樋と違い、屋根の上に上らないと見る事の出来ない場所、屋根と屋根の間の「谷間」にある樋を、谷樋と呼びます。
谷とは、二つの屋根が同じ方向に勾配している場合、その先端部分が合わさるところにできる溝の部分です。
そこに、屋根面を流れる雨水を集め雨水をいったん集中させ、下側に流していくため樋を設置するのです。
屋根板金の最適なメンテナンスの時期は10年に1度といわれています。
屋根に取り付けられている板金を普段目にすることはなかなかないと思います。
そのため雨漏りが起こるまで屋根に破損や劣化があると気づかないケースも少なくありません。
放置すると雨漏りを発生させるだけでなく、強風で板金が飛ばされてしまうなんて恐れも。
板金が飛ばされると近隣の方など第三者に被害をもたらすこともあるため定期的にメンテナンスを行うことがとても大切です。
そこでメンテナンス時にチェックすべき各症状の詳しい内容をご紹介いたします。
釘は徐々に浮いてくるため、気づきにくいケースが多いです。
腐食や経年劣化などによって板金を固定している釘が浮いてくる場合があります。
釘が浮くと内部に雨が浸入したり、板金が外れたりしてしまう危険が。
また釘が抜けて雨樋に流れると、破損や排水の詰まりの原因になる可能性もあります。
釘の浮きを放置すると強風や経年劣化によって板金が浮いてきてしまう場合があります。
板金が浮いてしまうと、内部に雨が浸入して雨漏りの原因になります。
釘の浮きよりも雨漏りしやすい状態になってしまうため、板金の浮きは早めに修理しましょう。
また板金が飛散してしまうと周辺の住宅に危害を与えたり、通行人に怪我を負わせてしまったりする危険性もあります。
最近の屋根板金はガルバリウム鋼板製のものが多いですが、完全に錆びないというわけではありません。
潮風や経年劣化などの影響でサビが発生する可能性があります。
サビは劣化の初期段階の症状ではあるものの、早めに対処するのが望ましいです。
サビが進行すると板金の耐久性が低下するため早めに塗装して補修しましょう。
屋根塗装について詳しくはコチラ→春は外壁&屋根塗装の季節です🌸
貫板(ぬきいた)とは棟板金の内部に施工されている木の板のことです。
木材のため雨水が浸入したまま放置すると腐食する可能性があります。
腐食が進んでしまうと棟板金を修理してもすぐに劣化や破損をしてしまうため、取り替え工事が必要になります。
棟板金に釘がうまく刺さらなくなると貫板が腐食しているので劣化しているサインです。
谷樋板金は屋根同士の接合部分、傾斜になっている箇所に施工されるもののため、落ち葉などのゴミが溜まりやすい形状となっています。
詰まりを放っておくと、雨水が上手く流れず雨漏りの発生原因となってしまうため定期的な点検と掃除が大事です。
長く住んでいると劣化してしまうのはもちろんですが、時には予期せぬ被害にあうこともありますよね。
屋根は常に外的にさらされているため、自然災害があった際は板金が被害にあう場合も…
経年劣化の場合は、残念ながら保険が適用にはならないのですが、自然災害による被害は火災保険が適用になる場合が!
例えば、
・台風や強風によって棟板金が浮いてしまったり、ずれてしまった
・雪の重みや落雪によって板金が破損してしまった
・落雪により板金が破損し、そこから雨漏りしている
などがあげられます。
台風や強風による被害は【風災】そして雪の重みや落雪などの雪による被害は【雪害】として火災保険が適用になる場合があります。
北海道などの雪国は特に雪害による被害が多いです。
before
↓台風の影響で棟板金が一部飛ばされてしまいました
after
↓風災のため火災保険でお客様のご負担なく棟板金を修繕することができました
before
↓雪が落ちたことによって下屋根の板金がめくれてしまい、屋根の真下のお部屋が漏水している状態でした
after
↓雪害のため火災保険を利用して修繕することができました
before
↓雪の接触により板金が変形しています
after
↓雪害の為保険が適用となり、無事修繕することができました
屋根は上ってみないとどうなっているか状態がわからないため、危険性もあり難しいかもしれません。そんな時はホームリーワンにお任せください!
ご自宅の屋根や板金がどのような状況なのかプロの目で判断いたします。
また、屋根板金と屋根塗装のメンテナンス時期は同時期なため一緒に確認することもおすすめです。
そしてホームリーワンはなにより火災保険を利用した修理、修繕の実績が多数あります。
豊富な経験と実績のあるスタッフが現地調査を行い、火災保険が適用されるかどうかや保険の適用範囲をしっかりご説明させていただきます。
弊社では修繕工事の契約・施工は保険金額確定後に行っておりますのでご安心ください。
その他にもお家にかかわるすべての工事にご対応可能でございますので、屋根についてのお困りごとはもちろん、ご自宅のお困りごと等ございましたらまずはお気軽にご相談ください。
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