今年も残すところあと2か月を切りましたね!
皆様冬支度は始めていますでしょうか?
最近は気温が急激に低くなったり、雨や雪が降ったりと安定しない天気が続いています🌨
冬になるにつれて気を付けないといけないのが漏水被害です。
突然水が漏れてきた!なんてことがないよう今回は漏水の原因とその予防策をご紹介いたします✨
北海道で多く見られる無落雪型屋根の種類の1つとして【スノーダクト方式】があります。
屋根の中央が凹んでM字状の構造になっており、通常の三角屋根であれば家の外側に雪が流れるようになっているのですが、スノーダクト方式は溶けた雪が屋根の中央に向かって流れるように勾配が設計されています。
スノーダクトとはその無落雪型屋根にある排水路のことをさします。
なぜ漏水の原因になってしまうかというと、風で飛んできた枯葉や鳥の羽などのゴミがスノーダクトに溜まりやすいためです。
ダクト内に1か所排水口があるのですが、清掃をしなくてはそこから雨水などが溜まり正常に排水されなくなってしまいます。
その状態を【オーバーフロー】といいます。
雨水だけでなく、詰まったまま雪が積もって凍ってしまうと春先に雪解け水が排水路に溜まり、こちらもオーバーフローの原因となります。
オーバーフローを起こすと屋根の継ぎ目から水が住宅の内部へと染み込んでいき、結果的に漏水してしまいます。
またスノーダクトにゴミが落ちないようカバーをしているお家もあると思いますが、すのこの場合は台風や強風でずれてしまうことがあったり、長年同じものを使用していると腐食してボロボロになり、落ちたすのこの欠片がスノーダクトを詰まらせてしまう事があるため注意が必要です。
漏水した場合部屋の壁紙が剥がれたり、カビの発生や濡れて家具などがだめになったりと様々な被害が…
↓スノーダクトのオーバーフロー
↓オーバーフローによる漏水被害
オーバーフローを起こさないためにも年に1~2回スノーダクトの点検・清掃が大事です。
ただご自身で屋根に上るのは不安な方も多いのではないでしょうか
ホームリー・ワン株式会社はスノーダクトの点検・清掃を行っておりますので
「自分の家は大丈夫かな…」と気になった方はぜひ一度ご相談ください☎
上記でも記載した通り、ゴミだけでなく凍結でも漏水が原因となることがあり、一般社団法人日本損害保険協会の北海道支部は今年の9月22日に、冬に多発するスノーダクトの凍結による漏水事故への啓発チラシ作成したと発表しています。
屋根に積もった雪は通常であれば気温の高い日や日光によって溶かされて、少しずつ屋根を伝ってダクト内に流れ込みます。
しかしスノーダクトは傾斜がついているわけではないため、流れる水の量が少ないとそのままダクトに留まってしまい、排水口に流れることなく寒い日や夜間などの気温の低いときに凍結してしまいます。
そしてまた日中に気温がプラスになって雪が解け出し、日が落ちて気温がマイナスになって水が凍結する。この繰り返しで排水溝は凍結していきます。
凍結することによりダクト内に溜まった水がうまく流れずにオーバーフローを起こし、結果漏水被害に…
またスノーダクトからつながる排水用のパイプ自体が破損する恐れもあります。
↓スノーダクトの凍結
・凍結の対策として、1つ目はドレンヒーターがあるお家の場合はスイッチをオンにすることです。
ドレンヒーターとは排水管に付着する雪解け水が凍結しないよう温めて溶かす機械のことです。
スイッチを入れるタイミングとしては気温がマイナスになってから春先まで入れたままにしておくことがベストです。
・2つ目は雪下ろしです。
無落雪屋根は基本雪下ろしは不要とされています。
しかし排水管が凍結しているときに屋根に雪が大量に積もった場合、気温が上がったとき解けた屋根の雪が上手く流れず漏水の原因になることも…
そのためできれば雪下ろしをした方が安心です。
ただ毎年雪下ろし中の転落事故や落雪事故は後を絶ちません。
雪下ろしをする際は必ず2人以上でヘルメットや命綱を着用し、梯子をしっかりと固定して屋根に登ってください。
万が一屋根から落ちた時にダメージを軽減するため雪を家の周りに雪を残しましょう。クッション代わりになります。
携帯電話も何かあった場合すぐに連絡が取れるよう、必ず身に着けて下さい。
また気温が高い日は雪が解けて滑り落ちやすくなっているため、軒下には近づかないようにしましょう。
※弊社では屋根の雪下ろしも行っておりますのでお気軽にご相談ください。
旅行などで何日もお家を留守にし、帰宅した時水を出そうとしたら水道管が凍結していたという経験はないでしょうか。
水道管は長時間使用しない場合や、気温が-4℃より下回ると水道管内部の水が急激に冷やされることにより凍結する場合があります。
また風の強い日は気温が-4℃以上であっても、実際の温度より低くなるため注意が必要です。
その他にも屋外にむき出しになっている水道管は、雪が積もったまま放置していても凍結する恐れがあります。
水道管が凍結してしまうと流れている水が凍って氷になり、その氷の面積が大きくなるにつれて管内部を圧迫しやがて破裂し、漏水の原因となります。
・予防策の一つは、水を流すことです🚰
水が同じところに留まりつづけることにより凍ってしまうので、水を流し続けることで凍結を防ぐことが出来ます。
ただ多量を流し続けていると水道代が高くなってしまうため、少量の水を出しておくことをオススメします。
・もう一つは水道管が屋外にむき出しになっている場合は保温材で保護をすることにより凍結を防ぐことが出来ます。
保温材がない場合は発泡スチロールやタオルで代用することも可能です。
保護をする際はなるべく隙間がないように気を付けてください。
⚠️また長期的に家を空ける際は水抜きをきちんとして外出してください⚠️
ここまで対策をいくつかご紹介しましたが、どうしても予防できない場合もあります。
万が一上記が原因で漏水被害があった場合、保険が適用となる場合があります。
しかし保険を利用したいけどどうしたらいいかわからない…という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
ホームリー・ワン株式会社ではそういったお客様に寄り添い、保険申請に必要な書類や工事まですべてサポートいたします。
火災保険の利用を考えている方、修理・修繕リフォームは弊社におまかせください🏠
過去の漏水事故の施工事例も多数UPしています!ぜひご覧ください💻
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