🍃 11月は「結露」と「カビ」が急増する季節
11月に入り気温がぐっと下がってきましたね。
北海道の住宅にとって、今の時期から本格的に注意しなければならないのが「結露」と「カビ」。
寒暖差の大きいこの季節は朝晩に結露が発生しやすく、それが放置されることでカビの発生リスクが高まります。
特に築年数が経過している住宅や単板ガラスのままの古い窓では、目に見えて水滴がびっしりということも珍しくありません。
🔍 結露はなぜ起きる?その仕組みを知ろう
結露は「空気中の水蒸気が冷たい面に触れて水に変わる」現象です。
室内の温かい空気が冷えた窓ガラスやサッシに触れることで、一気に水滴となって現れます。
特に室内で加湿器を使っていたり、洗濯物を部屋干ししている場合湿度が高くなりやすく、結露が発生しやすくなります。
また、窓ガラスだけでなくアルミ製のサッシ部分、玄関ドアまわり、外気に面する壁の内側でも発生することがあります。
目に見える水滴だけでなく、見えない場所で静かに進行している場合もあるため要注意です。

😷 カビがもたらす健康被害とリスク
結露を放置すると、窓枠や壁紙、カーテン、押し入れなどにカビが発生することがあります。
このカビは見た目の不快感だけでなく、健康にも悪影響を及ぼします。
・ぜんそくやアレルギー性鼻炎の悪化
・肌荒れやかゆみの原因に
・お子様や高齢者など、免疫が弱い方には特に注意
特に家族の健康を守るためには、カビの原因である結露をいかに早く防ぐかが重要です。

🪟 窓まわりの断熱が一番の対策になる理由
結露対策には換気や除湿などさまざまな方法がありますが、最も効果があるのが「窓の断熱性能を高めること」です。
実は住宅の中で熱の出入りが最も大きいのが「窓」部分。冬は暖房で温めた室内の熱の58%が窓から逃げていくとも言われています。
窓の断熱性能が低いと、冷気を伝えやすく結露を引き起こす原因に。
だからこそ、断熱リフォームの第一歩として「窓まわりの見直し」が最もおすすめされているのです。
🛠️ 断熱リフォームでできること
ホームリーワンでは、お客様のお住まいの状況に合わせてさまざまな断熱対策をご提案しています。たとえば…
- ・内窓(二重窓)設置による冷気の遮断
- ・断熱性の高い複層ガラスへの交換
- ・樹脂サッシへの交換
- ・玄関ドアの断熱化
- ・床・天井・壁への断熱材追加
予算や住宅の構造に応じた最適なプランをご提案可能ですので、無理のない範囲で少しずつ進めていくことも可能です。

💡 結露・カビ対策のセルフチェックリスト
この冬を快適に乗り切るために、次のチェックリストを確認してみてください。
- ・朝起きたら窓に水滴がついている
- ・カーテンや窓枠に黒ずみがある
- ・収納内にカビ臭さを感じる
- ・壁紙がめくれている・浮いている
- ・部屋の湿度が高く感じる
これらに当てはまる項目が多い場合は、窓断熱を含めた対策が必要かもしれません。
📣 今なら住宅省エネ2025キャンペーンも対象に!
2025年12月31日まで、「住宅省エネ2025キャンペーン」の補助金対象となる断熱リフォームが実施できます。
窓の断熱性能を高める内窓設置や窓交換工事は、補助金を受けながらお得に施工できる絶好のチャンスです。
ただし、予算には限りがありますので「申請できるかだけでも聞いてみたい」という方もお気軽にご相談ください。
また、現時点では終了予定は12月末ですが、来年も継続される可能性もあるため、情報を随時チェックしていくことをおすすめします。
📸 実際のご相談例とリフォーム内容
【事例|登別市新生町】
「窓の断熱性を改善したい」とのご相談を受け、断熱リフォームを実施。
補助金制度「先進的窓リノベ2025キャンペーン」を活用し、以下の内容で施工を行いました。
- 和室の窓:LIXIL プラマードU(内窓・引き違いタイプ)を設置
- リビング・洋室の窓:YKK APWシリーズの外窓(カバー工法)に交換
施工後は窓まわりの冷気が軽減され、室内がぐっと暖かくなりました。
冬の結露リスクが抑えられるだけでなく、夏場の断熱効果も高まり、冷暖房効率の向上と快適性アップにつながっています。
before
[内窓]

[外窓]
































